大学などの機関別認定評価を行う日本高等教育評価機構があります。

大学も日本高等教育評価機構(公益財団法人)によって、評価されて、最近は、時々、大学のホームページにその認定の記載をよく見ます。

その大学の教育がどのように進められているかのチェックのようです。

 

先日、ある大学の評価では、定期試験で同じような問題、つまりは過去問題と類似した問題が試験に出るのは??、疑問視しています。それは、始めてその講義を受講し、試験を受ける学生と、2度目、3度目と試験を受ける学生と条件が異なるということ。平等ではないということなのでしょう。

大学の定期試験といえばあれば有利な過去問題、それで科目の単位の合否が決まりますから、先輩や知り合いからの過去門の情報が大事と思います。あれば有利というのは、あればそれで合格するものではないのです。

大学の評価では、毎年の定期試験で同じ問題は??。前期の機構からは、否定的に評価されています。

 

だから、私は、万が一同じ問題が出ても、それば一部で、合格点に達するまでは配点がないと思うのが妥当です。

学生さんは、過去問題しか勉強しないのは禁物で、同じ問題が出ないものとして勉強する必要があります。

 

例えば、私は大学生向けの家庭教師です。

よくあること、学生さんは、過去問題を解くときは集中していて、その後過去問題の周辺の変化球のような問題を学習しようとすると、学生さんは集中力は半減し、別なほうに集中。それは試験に出ないでしょう、という判断が出てくる。これは、狭い学習になってしまうので、過去問題があるがためのマイナスです。心配になります。

 

つまり、過去問題からの変化こそ、次なる試験に出る傾向があり、大事なのですから。

定期試験の過去問題は、大いに出題傾向として参考になる、しかし、未来を想定する勉強が大事です。

 

結局は、大学の各講義のプリント、ノート、テキストにそった、広い範囲での学習が大事です。